トイレのにおい、洗面所のカビ、子ども部屋の傷が気になる。機能性壁紙はこうした悩みに合わせて選べますが、表示の意味を知っておくと選び間違いが減ります。

結論困りごとで機能を絞り、表示の試験条件を確かめる
- 主な機能は、表面強化・汚れ防止・抗菌・防カビ・消臭・吸放湿
- 表示は、決められた試験の条件で確かめた性能。実際の部屋で同じ結果になるとは限らない
- 部屋の困りごとに合わせて、機能を1〜2つに絞る
- カビやにおいは、換気と掃除もあわせて見直す
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トイレのにおい、洗面所のカビ、子ども部屋の傷が気になる。機能性壁紙はこうした悩みに合わせて選べますが、表示の意味を知っておくと選び間違いが減ります。

機能性壁紙とは、ふつうのビニル壁紙に、傷や汚れに強い、菌やカビの増殖を抑えるといった性能を加えた壁紙のことです。表示の根拠は、機能ごとに違います。
| 機能 | 何のための機能か | 表示の根拠の例 |
|---|---|---|
| 表面強化 | ひっかき傷に強くする | 壁紙工業会の試験 |
| 汚れ防止 | 汚れを拭き取りやすくする | 壁紙工業会の試験 |
| 抗菌 | 表面の細菌の増殖を抑える | 壁紙工業会の試験、SIAAマーク |
| 防カビ | 表面のカビの増殖を抑える | SIAAの防カビマークなど |
| 消臭 | 特定のにおいの成分を減らす | メーカーごとの試験 |
| 吸放湿 | 湿気を吸ったり放したりする | JIS A 1470-1の試験 |
消臭は特定のにおいの成分を減らす機能、抗菌は壁紙の表面で細菌が増えるのを抑える機能で、別の性能です。
消臭タイプは、壁紙に加えた成分で、特定のにおいの成分を減らすように作られています。効果を確かめる試験はメーカーごとに条件が違うため、カタログで中身を見ておきます。
トイレのように両方ほしい場所は、消臭と抗菌の2つの表示がそろっているかを見ます。
防カビタイプは、壁紙の表面でカビが増えるのを抑える加工をした壁紙で、カビの原因になる結露や湿気そのものは減らしません。
どの機能を選べばよいか迷ったら、困っている部屋の写真をLINEで送ってください。
汚れ防止タイプは表面のフィルム層で汚れを拭き取りやすくし、表面強化タイプはひっかき傷に強くした壁紙です。表面のコーティングで、両方の性能をもつ製品もあります。
機能のある壁紙は、価格帯の高い見本帳に多く載っています。価格の違いは量産クロスと1000番台の違いで比べています。
機能は、部屋の困りごとに合わせて1〜2つに絞ると選びやすくなります。組み合わせの例は次のとおりです。
| 部屋 | 組み合わせの例 |
|---|---|
| トイレ | 消臭と汚れ防止 |
| 洗面所 | 防カビと汚れ防止 |
| キッチン | 汚れ防止と表面強化 |
| 子ども部屋・廊下 | 表面強化 |
| ペットのいる部屋 | 表面強化と消臭 |
トイレの奥の1面だけを柄物にして機能も持たせるなら、アクセントクロスの選び方が参考になります。
素材の違いや張り替えの時期は、壁紙リフォームの基本ガイドで順に解説しています。
なくなるわけではありません。防カビの表示は、試験の条件で増え方が抑えられることを確かめたものです。結露を減らし、換気をして、湿気をためない暮らし方と合わせてください。
表面強化と汚れ防止、抗菌と防カビのように、1枚で複数の機能をもつ製品があります。見本帳の機能のマークで、どれが入っているかを確かめてください。
湿気を吸ったり放したりする量には限りがあり、結露がなくなるとは言えません。窓の断熱や換気と組み合わせ、湿気の多い時期の変化を補う材料と考えるのが現実的です。
見本帳を見る前に、部屋ごとに困っていること(におい・カビ・傷・汚れ)を1つずつ書き出しておくと、選ぶ機能がはっきりします。
この記事は、次の資料を確かめて書いています。
外壁のひびも、はがれた壁紙も、スマホで撮って送るだけ。工事の進め方や費用の目安を相談できます。
ご相談は運営会社の株式会社紺野商事が受け付けます。
相談だけでも大丈夫です。


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