本文へ移動

クッションフロアの特徴⁠|トイレ・洗面所に選ばれる理由

床

4分で読めます

運営:株式会社紺野商事 カベウチ編集部(編集方針)宅地建物取引業 東京都知事(1)第111070号

トイレや洗面所の床でよく見かける、やわらかいシートの床材がクッションフロアです。水に強く手ごろな反面、ゴム製のマットを直に置くと、取り除けない変色が起きることがあります。

洗面所に張った木目調のクッションフロアと、はだしの子どもの足元のイメージ

結論水に強く手ごろ。重い物と熱には弱い

  • 継ぎ目が少なく水に強いので、トイレ・洗面所・キッチンに向く
  • 比較的安価で、柄の種類も多い
  • 重い家具でへこみやすく、熱やゴム製品で変色することがある
  • 耐用年数は10年ほどが目安とされる

クッションフロアとは?4層でできた塩ビのシート

クッションフロアとは、塩化ビニル樹脂のシートの中に発泡した層をはさみ、やわらかさを持たせた床材のことです。日本インテリア協会によると、次の4つの層でできています。

クッションフロアは、すり減りや汚れに強い透明な表層、柄を描いた印刷層、断熱や衝撃吸収を担う発泡層、裏打ちのバッキングの4層でできている

住宅用の厚さは1.8mmが一般的で、衝撃をより和らげたい場所向けに3.5mmの製品もあります。ほかの床材との比べ方は床材の種類と選び方で紹介しています。

長所は?水に強く、価格も手ごろ

クッションフロアの長所は、水に強いこと、価格が比較的手ごろなこと、足音をやわらげることの3つです。サンゲツは、継ぎ目が少ないことが防水性の高さにつながると説明しています。

  • 継ぎ目が少なく、水や汚れが染み込みにくい
  • 発泡層が足音や物を落としたときの衝撃を吸収する
  • 木目・石目・タイル柄など柄の種類が多い
  • 施工がしやすく、短い期間で張り替えられる

ふだんは掃除機と水拭きで十分で、ワックスも基本的に要らないと東リは案内しています。洗剤を使ったあとは、成分が残らないよう水拭きで仕上げます。

クッションフロアのデメリットは?へこみ・熱・変色

一方で、重い物や熱、ゴム製品に弱いことは、選ぶ前に知っておきたい短所です。とくにゴムによる変色は、一度起きると取り除けません。

この床材の弱点は、重い家具で変形しやすい、熱に弱く熱湯やたばこの灰で傷む、ゴム製品が触れて変色する、耐用年数が10年ほどとやや短い、の4つ

東リによると、ゴム製の滑り止めマットや椅子の脚カバー、キャスターが触れると、成分が移って黄色や茶色に変わります。床との間に紙や布を1枚はさむと防ぎやすくなります。

冷蔵庫のような動かさない重い家電には、設置のときに専用のマットを敷いておくと変形を防げます。

向いている場所と、向かない部屋

クッションフロアがよく使われるのは、水や汚れがかかりやすいトイレ・洗面所・キッチンです。日本インテリア協会も、住宅の水まわりに合う床材として根強い需要があるとしています。

場所向き・不向き
トイレ・洗面所向いている。水はねを拭き取りやすい
キッチン向いている。油汚れも落としやすい
子ども部屋物を落としたときの音や衝撃をやわらげる
重い家具が多い部屋へこみやすいので、フロアタイルなども比べる

質感や傷への強さを重視するならフロアタイルとの違いも確かめてください。へこみや変色が気になる床の写真を送っていただければ、LINEで張り替えの範囲を相談できます。

クッションフロアの張り替え費用の目安

トイレの床をクッションフロアに張り替える費用は、1畳あたり2〜4万円が目安とされています。リフォーム評価ナビが示すトイレの床材ごとの目安は次のとおりです。

トイレの床の張り替え費用は1畳あたり、クッションフロアが2〜4万円、フローリングが3〜6万円、タイルが4〜12万円

部屋の床を張り替えるときは「面積×単価」に、今の床のはがし、下地の調整、処分の費用を足して計算します。部屋の広さごとの考え方はフローリング張り替えの費用で比べられます。

よくある質問

Q. クッションフロアは何年くらいで張り替えますか?

耐用年数は10年ほどが目安とされています。変色やはがれ、洗っても落ちない汚れが目立ってきたら、年数にかかわらず張り替えを考える時期です。

Q. 家具を置いても大丈夫ですか?

置けますが、重い家具は脚の跡が残りやすくなります。ゴム製でないカバーを脚にかぶせたり、ラグを敷いたりして重さを分散させてください。

Q. クッションフロアとフローリング、どちらが長持ちしますか?

リフォーム評価ナビの目安では、トイレの床でクッションフロアが10年程度、複合フローリングが15年程度です。長さより、水はねの多さで選ぶと失敗しにくくなります。

まとめ

  • クッションフロアは、水に強く手ごろで、トイレ・洗面所・キッチンに向く床材
  • 重い家具、熱、ゴム製品には弱いので、置き方と敷物を工夫する
  • トイレの床の張り替えは1畳あたり2〜4万円が目安とされる

床の変色が気になるときは、その上に置いているマットや椅子の脚の素材がゴムかどうかを確かめてみてください。

出典

この記事は、次の資料を確かめて書いています。

この記事のタグ

写真を送るだけで、LINEから相談できます

外壁のひびも、はがれた壁紙も、スマホで撮って送るだけ。工事の進め方や費用の目安を相談できます。

ご相談は運営会社の株式会社紺野商事が受け付けます。

相談だけでも大丈夫です。

このテーマの基本ガイド

床材の種類と選び方⁠|フローリング・クッションフロア・フロアタイル床材の種類は、フローリング(無垢・複合)、クッションフロア、フロアタイル、畳、カーペットが中心です。居室は複合フローリング、水まわりはクッションフロアが基本で、迷ったら水を使うかと家具の重さで絞り込みます。