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ブロック塀の撤去費用は1㎡あたり5,000〜10,000円が目安

庭と外構

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運営:株式会社紺野商事 カベウチ編集部(編集方針)宅地建物取引業 東京都知事(1)第111070号

地震のニュースを見るたびに、道路沿いのブロック塀が気になる。ブロック塀の撤去費用は、1㎡あたり5,000〜10,000円が目安です。道路に面した塀なら、区市の補助を工事の前に申し込めることがあります。

ブロック塀の撤去費用を決める面積と、撤去後に軽いフェンスへ替える流れのイラスト

結論撤去費用は1㎡あたり5,000〜10,000円。補助は工事の前に申し込む

  • ブロック塀の撤去費用は1㎡あたり5,000〜10,000円が目安。高さ1.2m・長さ10mなら6〜12万円(仮の計算)
  • 基準(建築基準法施行令62条の8)に合うかは自分で決めず、建築士など専門家に見てもらう
  • 撤去後は軽いフェンスや生垣にする方法があり、新設まで補助する市もある
  • 境界の塀はとなりとの共有と推定される。撤去の前に話し合う

自分で外から確かめられる5つの項目は、ブロック塀の点検にあります。

塀のほかに駐車場や門まわりも直したいときは、外構リフォームの優先順位から工事の順番を決めると、重機や処分の手配をまとめやすくなります。

ブロック塀の撤去費用はいくら?

ブロック塀の撤去費用は、1㎡あたり5,000〜10,000円が目安です。一括見積サイト「リショップナビ」は、地域や現場の条件で3,300〜15,000円まで幅があるとしています(2025年12月更新)。

仮の計算で、長さ10mのブロック塀の撤去費用は、高さ0.8mで4〜8万円、1.2mで6〜12万円、1.6mで8〜16万円、2.0mで10〜20万円(1㎡あたり5,000〜10,000円で計算)

図は、塀の面積(長さ×高さ)に1㎡あたりの目安を掛けた仮の計算です。見積書では、がれきの運搬・処分費と、地面の下の基礎まで壊すかどうかを確かめます。

撤去を考えるのはどんな塀?

高さが2.2mを超える、控え壁がない、傾きやひびがあるといった塀は、建築基準法施行令62条の8の基準から外れているおそれがあります。主な基準は次のとおりです。

項目基準(補強コンクリートブロック造)
高さ2.2m以下
壁の厚さ15cm以上(高さ2m以下なら10cm以上)
控え壁高さ1.2m超なら3.4m以下ごとに、高さの1/5以上突き出す
基礎高さ1.2m超なら丈35cm以上、根入れ30cm以上

鉄筋の入り方は外から見えないため、自分で判断して壊さず、建築士などの専門家に見てもらいます。撤去の工事の進め方は、塀の写真をLINEで送っていただければ相談できます。

撤去したあとは、軽いフェンスか生垣にする

撤去したあとの囲いは、アルミなどの軽いフェンスか生垣にする方法があり、横浜市はこの2つの新設も補助の対象にしています。目隠しフェンスなら10mで15〜40万円が目安です(リショップナビ)。

  • 低い塀だけ残し、上をフェンスにする(残す部分が基準に合うかを確かめる)
  • すべて撤去して、基礎からフェンスを立て直す
  • 生垣にして、緑化の助成を使う(世田谷区など)

素材や高さの選び方は、フェンス交換の選び方にまとめています。

塀をなくした場所を駐車場に広げるなら、カーポートの費用と台風への備えも合わせて見ておくと、柱の位置を決めやすくなります。

境界の塀は勝手に壊せる?

境界線の上にある塀はとなりとの共有と推定されるため(民法229条)、自分だけの判断では壊せません。まず塀が誰のものかを確かめ、撤去と新しい囲いの費用の分け方を話し合います。

  • 塀が境界線の内側か、線の上かを測量図や境界標で見る
  • 共有なら、撤去の範囲と費用の分け方をとなりと決める
  • 決めた内容は書面に残す

撤去の補助は多くの区市にある。東京都と神奈川県の例

道路に面したブロック塀の撤去は、多くの区市が補助の対象にしています。東京都のまとめ(2025年4月1日時点)では、23区の大半と多摩の多くの市に制度がありました。

3つの例は次のとおりです(2026年9月29日確認)。

区市と制度補助の額(2026年度)主な条件と受付
世田谷区 ブロック塀等撤去工事助成「長さ×1万円+10万円」「費用の2/3」「50万円」のうち低い額道路に面し高さ80cm超。隣地との境の塀は対象外。2026年12月28日まで
町田市 ブロック塀等撤去助成「撤去費」と「長さ10cmにつき600円」の低い額、上限30万円道路面から1m超。契約済みの工事は不可。2026年12月11日まで
横浜市 ブロック塀等改善事業撤去は「費用の9/10」と「長さ×13,000円」の低い額。フェンス新設と合わせて上限30〜50万円道路に面し高さ1m以上。施工は市内に本社のある業者。事前相談は2026年10月31日まで

どの制度も予算の上限に達し次第終了し、申請できるのは塀の所有者など制度の要綱で決められた人です。交付の決定より前に工事を始めると対象外になるので、見積もりの段階で区市に相談します。

ブロック塀の撤去補助を使う流れは、塀の所有者を確かめる、区市に事前相談、見積もり、交付決定を待つ、撤去工事、完了の報告の6段階

よくある質問

Q. ブロック塀の撤去費用はいくらですか?

1㎡あたり5,000〜10,000円が目安です(リショップナビ)。高さ1.2m・長さ10mなら約12㎡なので、仮の計算で6〜12万円に処分費の扱いの差が加わります。

Q. 撤去の補助は工事のあとでも申し込めますか?

今回確かめた3つの制度は、どれも工事の前の手続きが要ります。世田谷区は交付決定の前に着手すると対象外、町田市は契約済みの工事には使えないので、見積もりの前に区市へ相談します。

Q. 低いブロック塀なら自分で壊してもいいですか?

がれきの処分や鉄筋の切断があり、境界の塀なら共有の問題もあるため、専門の業者に頼むのが一般的です。塀が基準に合うかの判断は建築士などに頼んでください。

まとめ

  • ブロック塀の撤去費用は1㎡あたり5,000〜10,000円が目安で、面積と処分費で決まる
  • 基準に合うかは専門家に見てもらい、境界の塀はとなりと話し合う
  • 補助は工事の前に区市へ相談する。予算の上限に達し次第終わる

塀の長さと高さを測り、道路に面しているかをメモしてから、お住まいの区市の建築の窓口に補助の有無を問い合わせてみてください。

出典

この記事は、次の資料を確かめて書いています。

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外構リフォームガイド⁠|塀・フェンス・駐車場の優先順位と注意点外構リフォームは、塀やフェンス、駐車場、カーポート、門まわりなど家の外まわりの工事です。崩れるおそれのある塀など安全にかかわる工事から手を付け、カーポートの建築確認と境界は工事の前に確かめます。