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家が寒い原因は?すきま風・窓・床の確かめ方と対策

窓

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運営:株式会社紺野商事 カベウチ編集部(編集方針)宅地建物取引業 東京都知事(1)第111070号

暖房をつけているのに、足元が冷えて落ち着かない。家が寒い原因は窓・すきま・床の3か所から探すと見つけやすく、対策は費用の小さい順に試せます。

窓・すきま・床から冷気が入る様子を矢印で示した、家が寒い原因のイラスト

結論家が寒い原因は、窓・すきま・床の3か所から探す

  • 冬に逃げる熱の48%は、窓などの開口部からという計算例がある
  • 窓まわりや壁と床の境目のすきまから、冷たい空気が入る
  • 床下の断熱が弱いと、暖かい空気が上にたまり足元が冷える
  • 原因が分かったら手軽な対策から試し、足りなければ断熱リフォームを考える

健康に関する記述は公的機関の公開資料を引用したもので、効果を保証するものではありません。体調に不安があるときは医師にご相談ください。

この記事は、寒さの原因の見つけ方と手軽な対策が中心です。窓・床・天井・壁の断熱工事の選び方は断熱リフォームガイドで扱っています。

家が寒い原因はどこにある?

家が寒いのは、暖めた熱が外へ逃げることと、外の冷たい空気が入ってくることが重なるためです。国土交通省の講習テキストの計算例では、冬に逃げる熱の48%が窓などの開口部からです。

家が寒い原因として、冬の暖房時に逃げる熱は窓などの開口部から48%、外壁から19%(平成4年省エネ基準レベルの家全体での計算例)
  • 熱が逃げる:窓・壁・床・天井の断熱が弱い
  • 冷気が入る:窓まわりや壁の境目にすきまがある(気密が低い)
  • 温度差がある:暖房していない廊下や脱衣所が冷え込む

窓・床・すきまはどう確かめる?

寒さの原因は、窓、床と足元、すきま風の3か所を順に確かめると見つけやすくなります。特別な道具は要りません。

窓からの冷気を確かめる

寒さの原因として最初に見たいのが窓です。同じテキストは、窓などの開口部は外壁より面積が小さいのに、逃げる熱は外壁の2.5倍にあたると説明しています。

  • ガラスが1枚(単板ガラス)かどうか
  • 窓枠がアルミかどうか。アルミは樹脂より熱を伝えやすい
  • カーテンが短く、窓の下から冷気が流れてこないか

国土技術政策総合研究所の資料では、熱の伝わりやすさはアルミが200、樹脂が0.17(単位W/mK)です。窓を替える方法は窓の交換リフォームで比べています。

床と足元の冷え

足元が冷えるのは、床から熱が逃げるうえに、暖かい空気が天井のほうへたまるためです。国の講習テキストでは、断熱の弱い家の熱画像で、床と窓が冷え切り、上下の温度差が大きい様子が示されています。

  • 1階の床が特に冷たいなら、床下の断熱が弱い可能性がある
  • 壁と床の境目が冷たいなら、すきまから冷気が入っている可能性がある
  • 床に近い位置の窓(掃き出し窓)の前は、冷気が流れ込みやすい

すきま風の確かめ方

すきま風は、風の強い日に薄い紙やティッシュを近づけ、揺れるかどうかで確かめられます。国の講習テキストでは、平成28年省エネ基準レベルの部屋でも、壁と床の境目から冷気が入る例が紹介されています。

家が寒いときにすきま風を確かめる場所は、窓のサッシの合わせ目、壁と床の境目、玄関ドアのまわり、床下収納や点検口のふた、コンセントのまわり

なお、24時間換気の給気口から入る空気は、すきま風とは別物です。国土技術政策総合研究所は、24時間換気の電源を切らないよう呼びかけています。

対策は費用の小さい順に選ぶ

対策は、住まい方の工夫から始め、足りなければ工事へと段階を踏むと、むだな出費を抑えやすくなります。

段階対策の例向いている原因
住まい方床まで届く厚手のカーテン、すきまテープ、ラグ窓・すきま・床
窓の工事内窓、ガラス交換、窓の交換窓からの冷気
部分の断熱床下や天井の断熱足元の冷え、2階の寒さ
家全体壁も含めた断熱改修家じゅうが寒い

窓の工事は、国の補助の対象になりえます。先進的窓リノベ2026事業では、戸建住宅に内窓(性能区分S・中サイズ)を付けると1か所34,000円です(上限1戸100万円、2026年9月29日確認)。

申請は登録した施工業者が行い、予算の上限に達し次第、受付は終わります。内窓の効果は内窓(二重窓)の効果と費用で紹介しています。

脱衣所や浴室の寒さも見落とせません。

消費者庁は、入浴前に脱衣所や浴室を暖めることを勧めています(2020年11月19日の注意喚起)。温度差を小さくする方法の一つです。

どこから手を付けるか決めにくいときは、LINEで家の状況を教えてください。

よくある質問

Q. 家が寒い一番の原因は何ですか?

国土交通省の講習テキストの計算例では、冬の暖房時に逃げる熱の48%が窓などの開口部からです。窓を確かめたら、次はすきま風と床の冷えを見ます。

Q. 新しい家なのに寒いのはなぜですか?

国の講習テキストでは、平成28年省エネ基準レベルの部屋でも、壁と床の境目から冷気が入る例が示されています。窓の性能や、暖房していない部屋との温度差も原因になるので、場所ごとに見てください。

Q. 賃貸住宅でもできる対策はありますか?

床まで届くカーテン、すきまテープ、ラグなど、元に戻せる工夫から試せます。窓や床の工事は家の持ち主の了解が要るため、大家さんや管理会社に相談してください。

Q. 暖房を強くするのと、工事をするのとでは、どちらがいいですか?

国の講習テキストは、断熱性能を上げると暖房の温度を低めにしても暖かく感じやすいと紹介しています。まず原因を確かめ、手軽な対策で足りるかを見てから工事を考えると判断しやすくなります。

まとめ

  • 家が寒い原因は、窓から逃げる熱、すきまからの冷気、床の冷えの3つが中心
  • 窓・壁と床の境目・玄関まわりで、紙やティッシュを使ってすきま風を探す
  • 対策は住まい方の工夫から始め、足りなければ窓や床の断熱工事を考える

次に風の強い日が来たら、ティッシュを1枚持って、窓と壁の境目を順に回ってみてください。

出典

この記事は、次の資料を確かめて書いています。

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このテーマの基本ガイド

断熱リフォームガイド⁠|窓・床・天井で寒さと結露を減らす断熱リフォームは、熱の逃げやすい窓から始め、足元の冷えには床、2階の暑さ寒さには天井、と部位で選びます。冬に逃げる熱の48%は窓などからという国の計算例があり、窓の工事は2026年度の国の補助の対象です。