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雨漏りの調査方法⁠|目視・散水・赤外線の違いと費用の考え方

屋根

4分で読めます

運営:株式会社紺野商事 カベウチ編集部(編集方針)宅地建物取引業 東京都知事(1)第111070号

天井のしみを見つけても、雨水がどこから入ったのかは室内からは分かりません。雨漏りの調査は、目視・散水・赤外線を組み合わせ、入口を確かめてから直すのが基本です。

窓まわりにホースで水をかけて雨漏りを再現する、散水調査のイメージ

結論散水調査は3〜15万円が目安。原因を確かめてから直す

  • 調査費用の目安は、散水が3〜15万円、赤外線が10〜30万円(ヌリカエ)。足場が要れば別にかかる
  • 雨水の入口と室内に出る場所は、離れていることがある
  • 調査は、目視→散水→必要なら赤外線の順に組み合わせる
  • 原因が分からないまま補修すると、止まらずに再発することがある

雨漏りは調査しないで直せる?

雨漏りは、原因を調べずに直すと、止まらずに再発することがあります。住まいるダイヤルは、雨水が入った場所と室内で漏れた場所が離れている例や、入口が複数ある例を挙げています。

同センターの見積チェック事例には、原因がはっきりしないまま、屋上全体を覆う大きな工事を提案された例があります。助言は、まず原因を調べ、その結果から工事の範囲を決めることでした。

雨漏りの調査は、聞き取り、目視調査、散水調査、必要に応じた赤外線調査、報告書の順に進める

雨漏りの調査方法はどれを使う?目視・散水・赤外線

雨漏りの調査は、目視で見当を付け、散水で再現して入口を確かめ、必要なときだけ赤外線で水を含んだ範囲を探ります。完成した家は壁や屋根の中が見えないため、1つの方法だけでは入口を特定しにくいからです。

目視調査

目視調査とは、屋根・外壁・窓まわり・室内のしみを目で見て、雨水の入口の見当を付ける調査のことです。最初に行い、次の調査の場所をしぼります。

  • 屋根材のずれや割れ
  • 外壁のひびや目地のすき間
  • 窓まわりのシーリングの切れ
  • 天井裏(小屋裏)のしみや濡れ

国総研の資料も、小屋裏の点検で雨漏りの跡がないかを見ることを挙げています。点検口がある家なら、そこから確かめられます。

散水調査

散水調査とは、雨水が入りそうな場所に水をかけて雨漏りを再現し、場所を変えながら原因をしぼる方法です。住まいるダイヤルも、原因を見つける方法の一つとして紹介しています。

  • 再現できれば、入口を確かめられる
  • 1か所ずつ時間をかけるため、数時間で済むことも、1日かかることもある
  • 高い所にかけるときは、はしごや足場が要る

赤外線サーモグラフィー調査

赤外線サーモグラフィー調査とは、専用のカメラで表面の温度の違いを写し、水を含んだ部分を探す方法です。サーモグラフィ調査技術協会は、赤外線だけで雨水の入口を断定できるわけではないとしています。

方法分かること注意点
目視傷んだ場所の見当壁や屋根の中は見えない
散水雨漏りの再現と入口時間がかかり、天気や足場に左右される
赤外線水を含んだ範囲単独では入口を断定できない

調査費用の目安と報告書

雨漏りの調査費用は、一括見積サービスのヌリカエの目安で、散水調査が3〜15万円、赤外線調査が10〜30万円です(2026年7月更新)。

リショップナビの目安は散水5〜35万円、赤外線18〜50万円と高めです(どちらも件数は非公表)。

雨漏りの調査費用の目安は、目視が0〜3万円、散水調査が3〜15万円、赤外線調査が10〜30万円(ヌリカエの目安、2026年7月更新。足場が要る場合は別にかかる)

金額は、方法・調べる範囲・足場の要否で上下します。見積もりでは、次の4つの内訳を確かめます。

  • 調査の方法と組み合わせ
  • 調べる箇所の数
  • 足場や高所作業車が要るか
  • 報告書を作るか

調査が終わったら、報告書で次の5項目がそろっているかを見ます。住まいるダイヤルの事例でも、原因の究明と補修の内容、補修後の保証を確かめるよう助言しています。

雨漏り調査の報告書で確かめるのは、調べた場所と方法、再現できたか、原因と根拠、補修の方法と範囲、写真と図の5項目

しみの場所から調べる範囲の見当を付けたいときは、室内のしみと家の外観を撮ってLINEで送ってください。調査を待つ間の手当ては雨漏りの応急処置にまとめています。

修理にかかる費用の考え方は雨漏り修理の費用で紹介しています。

原因の見当から修理までの進め方は、雨漏りの原因と修理の進め方で順番に確かめられます。

よくある質問

Q. 調査だけ頼んで、修理は別の会社に頼んでもいいですか?

できます。その場合は、報告書に原因と補修の範囲を具体的に書いてもらうと、修理の見積もりを別の会社でも比べやすくなります。

Q. 調査しても原因が見つからないことはありますか?

あります。散水で再現しにくい雨漏りもあり、住まいるダイヤルは、散水試験で原因が分からないときは結露を疑うよう案内しています。

Q. 新築から10年以内の家で雨漏りしたら、どこに頼めばいいですか?

住まいるダイヤルの案内では、最初に連絡する先は新築時の住宅事業者です。雨水の浸入を防ぐ部分の瑕疵には、引き渡しから10年間の責任が法律で定められています。

まとめ

  • 雨漏りの調査は、目視・散水・赤外線を組み合わせて入口を探す
  • 原因を確かめてから補修すると、再発を防ぎやすい
  • 調査費用は散水で3〜15万円が目安。内訳と報告書の5項目を確かめる

調査を頼む前に、雨漏りが出た日の天気と風向き、しみの写真をメモしておくと、聞き取りがスムーズに進みます。

出典

この記事は、次の資料を確かめて書いています。

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写真を送るだけで、LINEから相談できます

外壁のひびも、はがれた壁紙も、スマホで撮って送るだけ。工事の進め方や費用の目安を相談できます。

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相談だけでも大丈夫です。

このテーマの基本ガイド

雨漏りの原因と修理の進め方⁠|調査から費用までの流れ雨漏りの修理費は、見積もりの約4割が50万円未満、約4割が100万円以上です(ヌリカエの2,970件)。原因は窓などの外壁開口部が29.6%、外壁面が26.2%で半分を超えるため、直す前に調査で入口を特定します。