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省エネリフォームの減税は窓の断熱から。所得税と固定資産税

お金と手続き

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運営:株式会社紺野商事 カベウチ編集部(編集方針)宅地建物取引業 東京都知事(1)第111070号

内窓や断熱の工事で、冬の寒さを和らげたい。省エネリフォームの減税は、窓の断熱を含む工事が条件で、所得税と固定資産税の2つがあります。補助金も使うなら、その額を差し引いて計算します。

冬の夕方に窓から明かりがもれる家。窓の断熱から始める省エネリフォームの減税のイメージ

結論窓の断熱を含めば、所得税は最大25万円の控除、固定資産税は翌年度3分の1減

  • 所得税は、標準的な費用の10%を控除。費用250万円(太陽光発電を含むと350万円)までで、最大25万円(タックスアンサーNo.1219)
  • 居室の窓の断熱改修を含み、改修した部分が平成28年基準相当以上になることが条件
  • 固定資産税は、2014年4月1日以前からある家で、差し引き後の工事費が60万円を超えると翌年度分が3分の1減る
  • 住宅ローン控除とはどちらか一方。一度選んで申告すると切り替えられない

この記事は制度の一般的な説明です。2026年9月時点の国税庁などの公開情報に基づいており、個別の税額や適用の可否は税務署・税理士にご確認ください。

省エネリフォームで使える減税は何がある?

省エネリフォームで使える減税は、所得税の住宅特定改修特別税額控除と、固定資産税の減額の2つです。条件がそれぞれ違うので、並べて確かめます。

比べる点所得税の控除固定資産税の減額
対象の家自分が所有して住む家2014年4月1日以前からある家(賃貸は除く)
金額の条件差し引き後の標準的な費用が50万円超差し引き後の工事費が60万円超
床面積原則50㎡以上40〜240㎡(2026年4月以降の工事)
対象の期間2028年12月31日までに住む2031年3月31日までの工事
申告先税務署(翌年の確定申告)市区町村(完了から3か月以内)

所得税の床面積は、40㎡以上50㎡未満でも合計所得1,000万円以下なら対象です(2026年1月以降に住む場合)。

対象の工事は、窓の断熱を含むことが条件

対象になるのは、居室の窓の断熱改修と、それと一緒に行う床・天井・壁の断熱工事です。平成28年基準とは、国が2016年に定めた住宅の省エネ基準のことで、改修した部分がどれもこれに相当する性能になる必要があります。

  • 窓:ガラスの交換、内窓の新設、サッシとガラスの交換
  • 断熱:外気に接する床・壁・天井(窓の工事と一緒に行うもの)
  • 設備:太陽熱や太陽光の設備は、窓の工事と一緒なら対象になりうる

増改築等工事証明書を出せる工事かどうかは、工事の内容をLINEで送っていただければお答えできます。控除額や申告は税理士・税務署にご確認ください。

控除額はいくら?

所得税の控除額は、差し引き後の標準的な費用の10%で、上限は25万円(太陽光発電を含むと35万円)です。差し引くのは、国や自治体から受けた補助金の額です。

所得税の控除の上限は、省エネ改修で25万円、太陽光発電を含む省エネ改修で35万円、耐震改修で25万円、バリアフリー改修で20万円(2026年9月時点)

上限を超える部分や一緒に行った工事の費用は、合計所得2,000万円以下なら5%の控除の対象になり、合わせて1,000万円までです。前の年から3年以内に同じ家でこの控除を受けていると、その年は使えません。

固定資産税はどれだけ減る?

固定資産税は、工事の翌年度分が、住宅1戸あたり120㎡相当分を上限に3分の1減ります(東京都主税局)。申告は完了から3か月以内で、東京23区は都税事務所が窓口です。

  • 断熱の工事費が50万円を超え、空調や給湯器などの設備と合わせて60万円を超える場合も対象
  • 長期優良住宅の認定も取った場合は、3分の2の減額になる(国土交通省)
  • 増改築等工事証明書が要る

補助金と一緒に使えるが、減税では補助金の額を差し引く

住宅省エネ2026キャンペーンなどの補助金と減税は一緒に使えますが、減税の計算では補助金の額を差し引きます。補助金はどの制度も予算の上限に達し次第受付が終わります。

省エネリフォームで補助金と減税を使う流れは、補助金の申請者と時期を確かめる、契約前に証明書を出せるか確認、工事、3か月以内に固定資産税の申告、翌年に確定申告の5段階

国の事業は登録事業者が工事の後に申請し、自治体の補助は工事の前に本人が申し込むものが多くあります。制度ごとの違いは省エネリフォームの補助金で確かめられます。

住宅ローン控除とどちらを選ぶ?

省エネ改修の控除と住宅ローン控除は、両方の条件を満たしても一方しか選べず、申告したあとは切り替えられません(No.1219)。違いは次のとおりです。

比べる点省エネ改修の控除住宅ローン控除
ローンなくても使える返済10年以上のローンが要る
受ける期間住み始めた年の1回10年間
1年の上限25万円(太陽光ありは35万円)年末残高等の0.7%で14万円

どちらが有利かは、税務署や税理士に確かめてから申告します。手すりや段差の工事も一緒にするなら、バリアフリーリフォームの減税の条件も見ておきます。

よくある質問

Q. 省エネリフォームの減税でいくら戻りますか?

所得税は標準的な費用の10%で最大25万円(太陽光ありは35万円)、固定資産税は翌年度分が3分の1減ります(2026年9月時点)。個別の額は税務署か税理士に確かめます。

Q. 内窓を付けるだけの工事でも対象になりますか?

居室の窓の改修だけでも対象になりえます。付けた内窓が平成28年基準相当以上の性能で、差し引き後の標準的な費用が50万円を超えることが条件です。

Q. 固定資産税の減額はいつまでに申告しますか?

工事が終わった日から3か月以内に、家のある市区町村(東京23区は都税事務所)へ申告します。増改築等工事証明書が要るので、完了のときに受け取る段取りを決めておきます。

まとめ

  • 省エネリフォームの減税は、窓の断熱を含む工事が条件。所得税は最大25万円の控除
  • 固定資産税は、2014年4月1日以前からある家で翌年度3分の1減。完了から3か月以内に申告
  • 補助金は差し引いて計算し、住宅ローン控除とはどちらか一方を選ぶ

見積もりの段階で、窓の工事が居室のどの窓に当たるかを施工会社と確かめておくと、証明書の準備が進めやすくなります。

出典

この記事は、次の資料を確かめて書いています。

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工事の内容や費用の目安を相談できます。増改築等工事証明書を出せる工事かどうかも、工事の内容からお答えできます。控除額や申告は、税理士・税務署にご確認ください。

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