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リフォーム減税の一覧⁠|所得税の控除と固定資産税の減額

お金と手続き

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運営:株式会社紺野商事 カベウチ編集部(編集方針)宅地建物取引業 東京都知事(1)第111070号

リフォームで使える減税は種類が多く、どれが自分の工事に当たるのか見えにくいものです。リフォーム減税は、所得税の控除と固定資産税の減額の2つに分けて考えます。工事の目的が決まれば、使える制度と申告先がしぼれます。

所得税の控除と固定資産税の減額を、2段の引き出しに分けて描いたリフォーム減税のイラスト

結論所得税は標準的な費用の10%かローン残高の0.7%を控除、固定資産税は翌年度に減額

  • 所得税は、耐震・バリアフリー・省エネ・同居・子育てなどの工事なら標準的な費用の10%を控除。ローンを組むなら住宅ローン控除(年末残高等の0.7%を10年)
  • 固定資産税は、耐震で2分の1、バリアフリーと省エネで3分の1、長期優良住宅化で3分の2が翌年度に減る
  • どれも増改築等工事証明書などで工事の中身を示し、補助金は差し引いて計算する
  • 申告は、固定資産税が工事の完了から3か月以内、所得税が翌年の確定申告

この記事は制度の一般的な説明です。2026年9月時点の国税庁などの公開情報に基づいており、個別の税額や適用の可否は税務署・税理士にご確認ください。

リフォーム減税は、所得税の控除と固定資産税の減額の2つ

リフォーム減税は、税務署に申告する所得税の控除と、市区町村に申告する固定資産税の減額の2つでできています。同じ工事で両方を受けられることもあります。

税金仕組み申告先と時期
所得税計算した税額から、控除額を直接差し引く税務署。住み始めた年の翌年の確定申告
固定資産税工事の翌年度の税額を、決まった割合で減らす市区町村。工事の完了から3か月以内

税額控除とは、所得から引く控除と違い、計算した税額そのものから差し引く仕組みのことです。控除できるのは、その年の所得税の額までです。

所得税の控除は何種類ある?

所得税には、工事の目的ごとの控除が6種類と、ローンを使う人の住宅ローン控除があります(2026年9月時点、国税庁タックスアンサー)。

控除主な対象No.
耐震改修1981年5月31日以前に建てた家の耐震補強1222
バリアフリー改修50歳以上の人などが行う手すり・段差の工事1220
省エネ改修居室の窓を含む断熱の工事1219
多世帯同居改修キッチン・浴室・トイレ・玄関のうち2つ以上を複数にする1224
子育て対応改修40歳未満の夫婦などが行う事故防止の工事1228
耐久性向上改修耐震か省エネと一緒に行う長期優良住宅化1227
住宅ローン控除返済10年以上のローンで行う100万円超の工事1211-4

10%の控除の上限は、次のとおりです。標準的な費用のうち上限を超える部分などは、合計所得2,000万円以下なら5%の控除の対象になり、合わせて1,000万円までです。

所得税の10%控除の上限は、耐震改修25万円、バリアフリー改修20万円、省エネ改修25万円(太陽光発電を含むと35万円)、多世帯同居改修25万円、子育て対応改修25万円(2026年9月時点)

固定資産税はどれだけ減る?

固定資産税は、工事の翌年度分が、耐震で2分の1、バリアフリーと省エネで3分の1、長期優良住宅化で3分の2減ります。どれも2031年3月31日までの工事が対象です(国土交通省)。

工事の翌年度の固定資産税が減る割合は、耐震改修で2分の1(50%)、バリアフリー改修と省エネ改修で3分の1(約33%)、長期優良住宅化改修で3分の2(約67%)
  • 対象の床面積には上限があり、稲城市の案内では耐震と省エネが120㎡、バリアフリーが100㎡相当分まで
  • 耐震の減額とバリアフリーの減額は、同じ年度に重ねて受けられない(東京都主税局)
  • 東京23区は都税事務所が窓口。耐震改修には都独自の全額減免もある

対象になりやすいのは、窓・手すり・耐震補強・同居向けの工事

対象になりやすいのは、内窓などの窓の断熱、手すりや段差の解消、耐力壁を足す耐震補強、キッチンや浴室を増やす同居向けの工事です。工事と使える減税の組み合わせは次のとおりです。

工事の例所得税固定資産税
内窓・窓の交換と断熱省エネ改修省エネ改修(3分の1)
手すり・段差・引き戸バリアフリー改修バリアフリー改修(3分の1)
耐力壁や金物の補強耐震改修耐震改修(2分の1)
2つ目のキッチンや浴室多世帯同居改修—
転落防止の手すり・柵子育て対応改修—

外壁塗装だけの工事のように、どの区分にも当たらない工事もあります。減税を見込むなら、契約の前に証明書を出せる工事かを確かめます。

固定資産税は3か月以内に市区町村へ、所得税は翌年に税務署へ

固定資産税は工事の完了から3か月以内に市区町村へ、所得税は住み始めた年の翌年2月16日〜3月15日に税務署へ申告します。証明書は原則として工事の完了後に出されます。

リフォーム減税の手続きは、契約前に使える減税と証明書を確かめる、工事、証明書を受け取る、3か月以内に固定資産税の申告、翌年に所得税の確定申告の5段階

控除ごとの必要書類とe-Taxの流れは、リフォーム減税の確定申告で一覧にしています。

補助金と重ねて使える?

補助金と減税は一緒に使えますが、どの減税も、補助金の額を差し引いた費用で条件と控除額を計算します。補助金は、どの制度も予算の上限に達し次第受付が終わります。

  • 国の住宅省エネ2026キャンペーンは、登録事業者が工事の後に申請する
  • 自治体の補助は、工事の前に本人が申し込むものが多い
  • 介護保険の住宅改修の支給も、バリアフリーの減税では差し引く

個別の判断は誰に相談する?

控除額や、どの制度を選ぶと有利かは、税務署か税理士に相談します。工事が証明書の対象になるかは、施工会社や建築士に確かめます。

  • 税務署:申告の方法、控除の組み合わせ
  • 税理士:個別の税額、住宅ローン控除との選び方
  • 建築士など:増改築等工事証明書の発行
  • 市区町村の資産税の窓口:固定資産税の減額

増改築等工事証明書を出せる工事かどうかは、工事の内容をLINEで送っていただければお答えできます。控除額や申告は税理士・税務署にご確認ください。

よくある質問

Q. リフォーム減税でいくら戻りますか?

所得税は、耐震・省エネなどの工事なら標準的な費用の10%で上限20〜25万円(太陽光ありの省エネは35万円)です。住宅ローン控除は年末残高等の0.7%で年14万円までです(2026年9月時点)。

Q. いくつかの減税を一緒に使えますか?

耐震・バリアフリー・省エネなどの10%控除は、同じ年に組み合わせられます。住宅ローン控除とは、耐震は両方使え、省エネやバリアフリーはどちらか一方を選びます。

Q. 申告を忘れたら、もう受けられませんか?

所得税の還付申告は、翌年1月1日から5年間出せます。固定資産税の減額は完了から3か月以内が原則なので、過ぎたときは市区町村の窓口に相談してください。

まとめ

  • リフォーム減税は、所得税の控除と固定資産税の減額の2本立て
  • 所得税は工事の目的ごとの10%控除か住宅ローン控除、固定資産税は翌年度に3分の1〜3分の2減る
  • 補助金は差し引き、固定資産税は3か月以内、所得税は翌年の確定申告で申告する

工事の目的(寒さ、段差、地震、同居)を1つに決め、その目的に合う減税の条件を、契約の前に施工会社と確かめます。

出典

この記事は、次の資料を確かめて書いています。

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工事のことは、LINEから相談できます

工事の内容や費用の目安を相談できます。増改築等工事証明書を出せる工事かどうかも、工事の内容からお答えできます。控除額や申告は、税理士・税務署にご確認ください。

ご相談は運営会社の株式会社紺野商事が受け付けます。

相談だけでも大丈夫です。

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