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耐震リフォームの減税はいくら?所得税は最大25万円の控除

お金と手続き

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運営:株式会社紺野商事 カベウチ編集部(編集方針)宅地建物取引業 東京都知事(1)第111070号

古い家を耐震補強したら、税金はどれだけ軽くなるのか。耐震リフォームの減税は、所得税の控除と固定資産税の減額の2本立てです。1981年5月31日以前に建てた家かどうかが、最初の分かれ目になります。

柱と筋かいに新しい金物を付けた壁の中。耐震リフォームの減税の対象になる工事のイメージ

結論所得税は標準的な費用の10%(最大25万円)、固定資産税は翌年度が2分の1

  • 所得税は、耐震工事の標準的な費用の10%を控除。対象の費用は250万円までなので、控除は最大25万円(タックスアンサーNo.1222)
  • 対象は1981年5月31日以前に建てた自宅で、工事後に今の耐震基準に合うこと
  • 固定資産税は、工事費が50万円を超えると翌年度分が2分の1。完了から3か月以内に申告する
  • 住宅ローン控除とは、条件を満たせば両方受けられる

この記事は制度の一般的な説明です。2026年9月時点の国税庁などの公開情報に基づいており、個別の税額や適用の可否は税務署・税理士にご確認ください。

耐震診断から補強工事までの進め方と工事費の目安は、耐震リフォームの進め方にあります。

耐震リフォームの減税はどんな家が対象?

所得税の控除は1981年5月31日以前に建てた家、固定資産税の減額は1982年1月1日以前からある家が対象です。どちらも、工事後に今の耐震基準に合うことを証明書で示します。

比べる点所得税の控除固定資産税の減額
対象の家1981年5月31日以前に建てた自宅1982年1月1日以前からある家
金額の条件なし(控除の計算は費用250万円まで)工事費が50万円(税込)超
対象の期間2028年12月31日までの工事2031年3月31日までの工事
申告先税務署(翌年の確定申告)市区町村(完了から3か月以内)

所得税の控除には、ほかの改修の控除のような床面積や所得の条件がありません。ただし、250万円を超える部分などにかかる5%の控除は、合計所得2,000万円以下の人に限られます。

所得税の控除はいくら?

所得税の控除は、耐震工事の標準的な費用の10%で、費用250万円までが対象なので最大25万円です。控除できるのは、その年の所得税の額までです。

標準的な費用とは、工事の種類ごとに国が決めた単価に面積などを掛けた額で、増改築等工事証明書に書かれます。補助金を受けたら、その額を差し引いて計算します。

仮の計算で、耐震工事の標準的な費用が100万円なら控除10万円、200万円なら20万円、250万円なら25万円(所得税、2026年9月時点。補助金を受けたら差し引く)

仮に標準的な費用が300万円なら、250万円までの10%で25万円です。残りの50万円は、合計所得が2,000万円以下なら5%の控除の対象になります。

固定資産税はどれだけ減る?

固定資産税は、工事が終わった翌年度分が、住宅1戸あたり120㎡相当分を上限に2分の1になります(稲城市の案内など)。申告は、工事の完了から3か月以内に市区町村へ出します。

  • 店舗などと一緒の家は、床面積の2分の1以上が住まいであること
  • 東京23区は都税事務所が窓口。都の制度で、減額に続けて120㎡相当分までが全額免除になる
  • 23区では、1982年1月2日〜2001年1月1日に在来工法で建てた木造2階建て以下も、2024年4月以降の工事なら都の減免の対象

手続きは、建築士などの証明書を用意してから進める

減税には、建築士などが出す増改築等工事証明書か、自治体の住宅耐震改修証明書が要ります。証明書は原則として工事の完了後に出されるので、受け取る時期を施工会社と決めておきます。

耐震リフォームの減税を受ける流れは、建築士の耐震診断、契約前に証明書を出せるか確認、補強工事、3か月以内に市区町村へ固定資産税の申告、翌年2月16日から3月15日に確定申告の5段階

増改築等工事証明書を出せる工事かどうかは、工事の内容をLINEで送っていただければお答えできます。控除額や申告は税理士・税務署にご確認ください。

確定申告で出す書類の集め方は、リフォーム減税の確定申告で一覧にしています。

条件を満たせば、住宅ローン控除と両方受けられる

耐震改修の控除は、住宅ローン控除(増改築)と両方の条件を満たせば、両方受けられます(No.1222)。ほかの控除との組み合わせは、次のとおりです。

  • 住宅ローン控除と両方受けるときは、5%の控除の部分は使えず、10%の部分だけになる
  • 耐久性向上改修(長期優良住宅化)の控除とは、どちらか一方を選ぶ
  • 固定資産税のバリアフリーの減額とは、同じ年度に重ねて受けられない(東京都主税局)

よくある質問

Q. 耐震リフォームの減税でいくら戻りますか?

所得税は標準的な費用の10%で最大25万円、固定資産税は翌年度分が2分の1です(2026年9月時点)。実際の額はその年の税額や証明書の金額で変わるので、税務署か税理士に確かめます。

Q. 1981年6月以降に建てた家は対象外ですか?

所得税の控除は1981年5月31日以前の家に限られます。東京23区なら、2001年1月1日までに在来工法で建てた木造住宅に都の固定資産税の減免があるので、都税事務所で確かめてください。

Q. 耐震の補助金をもらっても減税は受けられますか?

受けられます。所得税の控除は、標準的な費用から補助金の額を差し引いて計算します。自治体の耐震補助には工事の前に申し込むものがあるので、契約の前に窓口で時期を確かめます。

まとめ

  • 耐震リフォームの減税は、所得税で最大25万円の控除、固定資産税で翌年度2分の1
  • 所得税は1981年5月31日以前、固定資産税は1982年1月1日以前からある家が対象
  • 証明書をそろえ、固定資産税は完了から3か月以内、所得税は翌年の確定申告で申告する

工事が終わったら3か月以内の固定資産税の申告に間に合うよう、証明書の受け取り日を先に決めておくと手続きが詰まりません。

出典

この記事は、次の資料を確かめて書いています。

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工事の内容や費用の目安を相談できます。増改築等工事証明書を出せる工事かどうかも、工事の内容からお答えできます。控除額や申告は、税理士・税務署にご確認ください。

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このテーマの基本ガイド

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