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戸建て売却の流れと期間⁠|査定から引き渡しまでの手順と準備

お金と手続き

4分で読めます

運営:株式会社紺野商事 カベウチ編集部(編集方針)宅地建物取引業 東京都知事(1)第111070号

家を売ると決めてから、鍵を渡すまでに何が起きるのか。戸建て売却の流れは5段階で、売り出してから成約までは3か月ほどを見込んでおきます。

査定から引き渡しまで5つの段階を並べた、戸建て売却の流れのイラスト

結論5段階で進み、販売期間は3か月ほどを見込む

  • 流れは、査定→媒介契約→販売活動→売買契約→引き渡しの5段階
  • 首都圏の中古戸建は、登録から成約まで平均100.1日(東日本レインズ、2025年度)
  • 専任媒介契約の期間は3か月まで。依頼者の申し出で更新する
  • 査定額は売却を保証する価格ではない

戸建て売却の流れ(5段階)

戸建ての売却は、査定から引き渡しまで5つの段階で進みます。媒介契約とは、不動産会社に売却の仲介を頼むときに結ぶ契約のことで、宅地建物取引業法で書面の交付が決まっています。

戸建て売却の流れは、査定、媒介契約、販売活動、売買契約、引き渡しの5段階

査定の種類と頼み方は家の査定の方法で確かめられます。

戸建ての売却にはどのくらいかかる?

首都圏の中古戸建住宅は、登録から成約までに2025年度で平均100.1日かかりました(東日本不動産流通機構)。5つの段階のうち、いちばん長さが読みにくいのがこの販売活動です。

首都圏の中古戸建住宅が登録から成約までにかかった日数は、2021年度95.2日、2022年度79.0日、2023年度87.1日、2024年度99.4日、2025年度100.1日

専任媒介契約の有効期間は3か月を超えられず、更新は依頼者の申し出によります(34条の2第3項・第4項)。販売が長引いたときは、この区切りで価格や売り方を見直せます。

  • 売り出し価格が相場と合っているか
  • 建物の状態と、内覧での印象
  • 立地や売り出した時期

売主が準備する書類

書類は、査定のときと、契約から引き渡しまでのときに分けて使います。主な書類と使う場面を表にしました。

書類使う場面
購入時の契約書・図面査定と販売の資料
固定資産税の納税通知書税額の確認
リフォームや点検の記録建物の状態の説明
境界や測量の資料土地の範囲の説明
ローンの残高が分かる書類返済と抵当権抹消の段取り

登記に使う書類は、司法書士から案内を受けて用意します。見つからない書類は、早めに不動産会社に伝えておきます。

売り出しから引き渡しまでに何をする?

売り出したら内覧の準備を整え、売買契約のあとは、引き渡しの日までにローンの返済や引っ越しを済ませます。

内覧への備え

内覧では、明るさ・におい・収納の中まで見られます。片付けと換気をしておくと、家の状態が伝わりやすくなります。

  • 玄関と水まわりを片付ける
  • 照明をつけ、カーテンを開けておく
  • 傷みや不具合は隠さず伝える

売る前に直すかどうかは、直した場合と直さない場合の見込みを、査定のときに不動産会社に聞いてから決めます。

引き渡しまでにすること

売買契約のあと、引き渡しの日に残代金を受け取り、鍵と書類を渡します。それまでに次のことを済ませます。

  • 残代金でのローンの返済と、抵当権の抹消
  • 引っ越しと、電気・水道・ガスの手続き
  • 設備の使い方の説明書や保証書をまとめる
  • 鍵をすべてそろえる

今の家をいつ売り出すか、段取りに迷うときは、LINEで売却の予定を教えてください。売るときにかかるお金は家の売却にかかる費用で確かめられます。

税金を含めた全体像は家の売却ガイドにまとめています。

よくある質問

Q. 住みながら売ることはできますか?

住みながらでも売れます。内覧の日程を合わせる手間はあるので、引き渡し日は次の住まいの予定と合わせて先に決めておくと、慌てずに済みます。

Q. 媒介契約は途中でやめられますか?

専任媒介契約の期間は3か月までで、依頼者の申し出がなければ更新されません。期間中の解約の決まりは媒介契約書に書かれているので、結ぶ前に確かめてください。

Q. 売却の期間を短くするには?

根拠を確かめたうえで売り出し価格を決め、内覧の準備を整えることです。査定額は売却を保証する価格ではないため、価格を見直す時期も先に決めておくと動きやすくなります。

まとめ

  • 戸建て売却の流れは、査定・媒介契約・販売活動・売買契約・引き渡しの5段階
  • 首都圏の中古戸建は、登録から成約まで平均100日ほど
  • 書類と内覧の準備を早めに整え、3か月ごとに進み具合を見直す

売り出したい時期が決まっているなら、そこから3〜4か月さかのぼった月を、査定を頼む日として手帳に書き込んでおきましょう。

出典

この記事は、次の資料を確かめて書いています。

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