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外壁は塗装と張り替えどっち?カバー工法も含めた選び方

外壁

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運営:株式会社紺野商事 カベウチ編集部(編集方針)宅地建物取引業 東京都知事(1)第111070号

外壁は塗装で済むのか、張り替えまで要るのか。どっちを選ぶかで、費用も工事の日数も大きく変わります。雨漏りや壁の中の腐れがあるなら、塗装では直りません。

外壁は塗装か張り替えか。カバー工法を含めた3つの工事を並べたイラスト

結論塗膜だけなら塗装、壁の中まで傷んでいれば張り替え

  • 傷みが塗膜だけなら塗装、外壁材の傷みが広く下地が健全ならカバー工法
  • 雨漏りや壁の中の腐れがあるなら、中を直せる張り替え
  • 工事の量は塗装、カバー工法、張り替えの順に増え、費用もその順に上がりやすい
  • 候補が2つ残ったら、あと何年住むかで最後に決める

塗装・カバー工法・張り替えは何が違う?

3つの工法の違いは、今ある外壁を残して手を加えるのか、撤去して新しくするのかにあります。塗装は残して塗り、カバー工法は残して上に重ねます。

工法今の外壁直せる範囲壁の中の確認
塗装残して塗る表面の塗膜できない
カバー工法残して重ねる外壁の表面ごとほぼできない
張り替え撤去する外壁材と下地できる

表の「今の外壁」の列が、費用と工期の差のもとになります。外壁材ごとの手入れの違いは外壁材の種類とメンテナンスで比べられます。

外壁は塗装と張り替えどっち?劣化状態で選ぶ

外壁は、雨漏りや壁の中の腐れがあれば張り替え、外壁材の割れや反りが広ければカバー工法、塗膜の傷みだけなら塗装です。深い傷みを見落としたまま表面だけ直すと、同じ所を二度工事することになりかねません。

外壁は塗装と張り替えのどっちかを決める手順は、雨漏りや壁の中の腐れがあれば張り替え、外壁材の割れや反りが広く下地が健全ならカバー工法、塗膜の傷みだけなら塗装

国総研の資料も、深く広い劣化は部分交換や全面的な交換を、狭く浅い劣化は部分補修を検討するよう整理しています。自分で確かめやすいサインはおうち診断でも確認できます。

費用が安いのはどれ?塗装、カバー工法、張り替えの順

費用は塗装がいちばん抑えやすく、カバー工法、張り替えの順に、工事の量とともに上がるのが基本です。カバー工法と張り替えは、外壁材の単価と家の形で差が大きくなります。

工法費用の考え方その後の手入れ
塗装30坪前後・シリコン系で64〜90万円が目安塗料によって塗り替え
カバー工法材料と下地材が加わる新しい外壁材の周期で点検
張り替えさらに撤去・処分・下地補修が加わる新しい外壁材の周期で点検

塗装の費用は、2階建て・足場込みの目安です。カバー工法の見積もりに何が含まれるかは外壁カバー工法の費用と向いている家で、内訳ごとに確かめられます。

最後は住み続ける年数で決める

傷みの深さで候補が2つに絞れたら、あと何年住むかと、その間に次の工事が何回来るかで決めます。あと20年住む家を塗装だけで保つと、塗り替えがもう1回来る計算です。

仮の計算で、あと20年住む家を塗装だけで保つと、今回の塗り替えから12〜15年後にもう1回塗り替えが来る(周期は国土交通省のマンション向け指針の12〜15年)

周期の12〜15年は、国土交通省のマンション向けの指針にある外壁の塗り替えの周期です。張り替えを選ぶ場合の費用の組み立ては外壁の張り替えの費用と必要なケースで確かめられます。

住み続ける年数から工法を考えるときは、住む予定の年数、その間の塗り替えの回数、次の工事で足場が要るか、将来の売却や建て替えの予定の4点を確かめる

迷ったら何をそろえて相談する?

迷ったときは、劣化の診断を先に受け、足場や付帯工事の条件をそろえて見積もりを並べるのが近道です。相談の前に、築年数・前回の工事・製品名・写真の4つをそろえておくと話が具体的になります。

  • 築年数と、前回の外壁工事の時期と内容
  • 外壁材の製品名(新築時の仕様書や保証書)
  • 気になる面の写真(家全体と、近づいた写真)
  • 雨漏りや室内のしみの有無

写真と築年数がそろえば、LINEで工法の候補について相談できます。見積もりを比べるときは、工法ごとに足場や付帯工事が含まれているかをそろえてください。

よくある質問

Q. 築30年なら、張り替え一択ですか?

年数だけでは決まらず、築30年でも塗装とシーリングの手入れを続けてきた家は塗装で保てることがあります。先に壁の中の傷みの有無を調べてもらってください。

Q. カバー工法と張り替え、長持ちするのはどちらですか?

同じ外壁材なら、手入れの周期の考え方はどちらも同じです。違いは下地を直せるかどうかで、下地が傷んでいる家では張り替えのほうが先々の不安を残しません。

Q. 塗装とカバー工法の見積もりを同時に頼んでもいいですか?

問題ありません。同じ家で両方を並べると差額と工事の中身が見えてくるので、足場代や付帯部の扱いはそろえて出してもらってください。

まとめ

  • 外壁の塗装と張り替えのどっちかは、壁の中、外壁材、塗膜の順に傷みを見て決める
  • 費用は塗装、カバー工法、張り替えの順に上がりやすい
  • 候補が絞れたら、住み続ける年数と次の工事の回数で比べる

前回の外壁工事の時期が分からなければ、まず契約書や保証書を探し、工事の年と内容を書き出しておきましょう。

出典

この記事は、次の資料を確かめて書いています。

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外壁材の種類とメンテナンス⁠|サイディング・モルタル・ALC外壁材の種類は、新築戸建ての80.2%を占める窯業系サイディングのほか、モルタル、金属系、ALC、タイルがあります。点検は2〜4年ごと、全面補修の検討は15〜20年が目安で、見分ける手がかりは目地と表面の模様です。