本文へ移動

外壁塗装は何年ごと?築年数と塗料で変わる塗り替え目安

外壁

5分で読めます

運営:株式会社紺野商事 カベウチ編集部(編集方針)宅地建物取引業 東京都知事(1)第111070号

外壁塗装は何年ごとに塗り替えるのか、築10年が近づくと気になるものです。実際の時期は年数より、チョーキングや目地のひびといったサインで決めます。

外壁を指でなでて白い粉(チョーキング)が付くかを確かめる夫婦のイラスト。外壁塗装の時期を見極める最初のチェック

結論シリコン系なら10〜15年、築10年前後で一度点検

  • シリコン系塗料の塗り替え周期は10〜15年がひとつの目安
  • 新築の家は、築10年前後で外壁と目地をまとめて点検する
  • 日当たりや湿気で、周期は数年単位で前後する
  • 年数より、チョーキングやひび・はがれが出ているかで決める

この記事は何年ごとに塗るかを扱います。春・梅雨・夏・冬のどれに塗るかは、外壁塗装に向く季節で比べています。

外壁塗装は何年ごと?塗り替え周期の目安

外壁の塗り替えの周期は、戸建てで広く使われるシリコン系の塗料なら10〜15年がひとつの目安です。決め手は年数そのものより、塗膜の傷み具合です。

塗膜とは、塗料が乾いて外壁の表面にできる膜のことです。国総研(国土交通省の研究所)の資料では、傷みは次の順で進むとされています。

塗ってから5年ほどで色あせが始まり、10年前後でチョーキングが出る。サイディングは13年、モルタルは15年で約7割の家が塗り替えていた

同じ資料の調査では、サイディングの塗装は13年、モルタルは15年で約7割の家が塗り替えていました。国土交通省のマンション向けガイドラインも、外壁塗装の周期を12〜15年としています。

時期・流れ・費用の全体像は外壁塗装の基礎ガイドにまとめています。

新築から初回の塗り替えは?築10年前後で点検を

新築の家は、築10年前後で一度点検を受けると、初回の塗り替え時期を判断しやすくなります。塗膜のチョーキングと目地の傷みが、ちょうどこの時期に重なるためです。

シーリング材とは、外壁材のつなぎ目を埋めるゴム状の材料のことです。国土交通省の資料では、耐用年数は一般に10年程度とされています。

点検そのものは、もっと短い間隔で行います。住宅金融支援機構の目安は次のとおりです。

外壁の種類点検の目安全面補修の目安
サイディング(窯業系)3〜4年ごと15〜20年
モルタル2〜3年ごと15〜20年
タイル2〜3年ごと15〜20年

塗料別の耐用年数の目安

塗料の持ちは、アクリル系の約4年からフッ素系の約14年まで、種類で3倍以上の差があります。建築研究所が塗料メーカーへの調査をもとに示した値です。

外壁塗装は何年ごとかの目安として、見た目を保てる年数はアクリル系が約4年、ウレタン系が約7年、シリコン系が約10年、フッ素系が約14年

この年数は、つやが新品の3割ほどに落ちるまでの期間です。塗膜が役目を終える年数ではないため、実際の塗り替えは数年あとになる家も多くあります。

無機系やラジカル系は製品ごとの差が大きいため、見積もりに書かれた製品のカタログで年数を確かめてください。

塗り替えのたびに足場が要るので、住み続ける年数が長いほど、持ちのよい塗料で回数を減らす効果が出ます。塗料による費用の差はかんたん見積もりシミュレーターで比べられます。

立地や日当たりで劣化の早さは変わる

同じ塗料を使っていても、日当たりや湿気の違いによって、傷む早さは家の面ごとに変わります。国の研究機関の資料でも、耐用年数は環境や部位で増減するものとして扱われています。

  • 南面・西面:紫外線で色あせやチョーキングが早く出やすい
  • 北面・植栽や隣家が近い面:乾きにくく、藻やカビがつきやすい
  • 軒が短く雨が直接当たる面:雨水と紫外線の両方で傷みが進みやすい
  • 海の近くや幹線道路沿い:目安の年数がそのまま当てはまらないことがある

年数より先に確認したい劣化サイン

実際に塗り替えるかどうかは、塗ってからの年数ではなく、外壁に出ている劣化のサインで決めます。色あせだけの段階なら、急いで塗る必要はありません。

塗り替えを考えるサインはチョーキング、目地のひびやすき間、塗膜の膨れやはがれ、外壁のひび割れの4つ

傷みが進むと、下地を直す範囲が広がって費用が増えることがあります。ひびの幅ごとの緊急度は外壁の劣化サインと補修の目安で紹介しています。

自分の家の外壁がどの段階か分からないときは、写真を送るだけでLINEから相談できます。塗ると決めたあとの流れは足場設置から完了検査までの工程で確認できます。

よくある質問

Q. 築10年を過ぎたら、すぐ塗り替えたほうがいいですか?

築年数だけで決める必要はなく、築10年前後は点検のよい時期です。チョーキングや目地の傷みが広く出ていれば塗り替えを検討し、色あせ程度なら様子を見ます。

Q. 前回どの塗料を使ったか分かりません。

前回の契約書や見積書、保証書に製品名が書かれていることが多いので探してみてください。見つからなくても、点検のときに塗膜の状態から判断してもらえます。

Q. フッ素系なら20年以上塗らなくてよいですか?

塗料の持ちが長くても、目地のシーリングや雨どいのような付帯部が先に傷むことがあります。塗料の年数だけでなく、家全体を点検して時期を決めてください。

Q. 自分で点検するときは、どこを見ればいいですか?

日当たりのよい面を手でこすって白い粉がつくか、目地にひびやすき間がないかを見ます。2階から上や屋根は危ないので、自分では上らず専門業者に任せてください。

まとめ

  • 外壁塗装は何年ごとか迷ったら、シリコン系で10〜15年を目安にする
  • 新築なら築10年前後で、外壁と目地をまとめて点検する
  • 塗る時期は、年数よりチョーキングやひびのサインで決める

前回の塗装から10年近くたっていれば、まず契約書や保証書で前回の塗料名を確かめるところから始めてみてください。

出典

この記事は、次の資料を確かめて書いています。

この記事のタグ

写真を送るだけで、LINEから相談できます

外壁のひびも、はがれた壁紙も、スマホで撮って送るだけ。工事の進め方や費用の目安を相談できます。

ご相談は運営会社の株式会社紺野商事が受け付けます。

相談だけでも大丈夫です。

このテーマの基本ガイド

外壁塗装の基礎ガイド⁠|時期・流れ・費用・業者選びの全体像外壁塗装は、30坪前後・シリコン系で64〜90万円、10〜15年ごとが目安の工事です。塗り替えの時期は年数より劣化サインで決め、業者は見積書の細かさと保証書の中身で選びます。