「保証10年」と言われても、何が守られるのかは保証書を読まないと分かりません。外壁塗装の保証は、年数の長さより、保証書に書かれた部位と不具合の種類で比べます。

結論年数より、対象と書面を先に確かめる
- 保証は、自社保証・メーカーの仕組みによる保証・リフォーム瑕疵保険の3種類
- 年数の長さより、対象の部位と不具合の種類を先に見る
- 口約束ではなく、保証書を受け取って保管する
- 工事後の点検の時期と費用も、書面で確かめる
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「保証10年」と言われても、何が守られるのかは保証書を読まないと分かりません。外壁塗装の保証は、年数の長さより、保証書に書かれた部位と不具合の種類で比べます。

外壁塗装の保証は、誰が出すかで3つに分かれます。違いを表にまとめました。
| 種類 | 誰が出すか | 特徴 |
|---|---|---|
| 自社保証 | 施工会社 | 年数と対象は会社ごとに違う |
| メーカーの仕組みの保証 | 塗料メーカーと加盟施工店など | 例:日本ペイントは3〜7年の塗膜保証 |
| リフォーム瑕疵保険 | 登録事業者が保険法人に加入 | 建築士の現場検査がある |
リフォーム瑕疵保険とは、工事に欠陥が見つかったときの補修費用を保険でまかなう仕組みのことです。事業者が倒産などで直せないときは、発注者が保険法人に直接請求できます。
保証10年と書かれていても、守られるのは保証書に書かれた部位と不具合だけです。
保証の年数は、長さより「何年目まで・何が対象か」で比べます。同じ10年でも、はがれだけが対象か、ほかの不具合も含むかで中身が変わります。
民法では、工事が契約の内容に合わないと知った時から1年以内に通知すれば、補修や代金の減額などを求められます(637条)。保証書は、この決まりに上乗せする約束として読みます。
塗装の保証で対象になりやすいのは、はがれや膨れのように施工が原因の不具合です。リフォーム瑕疵保険でも、塗装仕上げの著しい白亜化・はがれ・亀裂が支払いの対象例に挙がっています。
| 見るところ | 確かめること |
|---|---|
| 対象の不具合 | はがれ・膨れ・白亜化のどれを含むか |
| 災害による傷み | 台風や地震の被害をどう扱うか |
| 下地の傷み | 外壁材のひび割れが原因の場合 |
| 付帯部 | 雨どいや雨戸も対象か |
保証書では、次の5つがそろっているかを確かめます。契約前に見本をもらうと、依頼先どうしを比べやすくなります。
手元の保証書のどこを読めばいいか迷ったら、該当するページの写真をLINEで送って相談してください。
保証書は、外壁塗装の契約前チェックリストに挙げた契約書や約款と一緒に読みます。
依頼先の種類による保証の違いは、外壁塗装はどこに頼むかの記事で比べています。
工事後の点検があると、保証の期間内に不具合を見つけやすくなるので、有無と時期を契約の前に聞いておきます。聞いておきたいのは次の4つです。
住宅金融支援機構は、窯業系サイディングの外壁は3〜4年ごと、モルタルの外壁は2〜3年ごとの点検を目安にしています。塗装の全体像は外壁塗装の基礎ガイドで確かめられます。
年数だけでは判断できず、対象の部位や不具合の種類、会社が続いていくかも関わります。リフォーム瑕疵保険に加入できる会社かどうかもあわせて確かめてください。
自社保証は受けられなくなることがあります。リフォーム瑕疵保険に加入した工事なら、発注者が保険法人に直接保険金を請求できます(免責金額は発注者の負担)。
施工した会社に再発行を頼めるか問い合わせてください。契約書や工事中の写真も保証を受けるときの手がかりになるので、一緒に保管しておくと安心です。
見積もりの段階で保証書の見本を頼み、対象・年数・対象外の3か所に線を引いて読んでおくと、比べるときに迷いません。
この記事は、次の資料を確かめて書いています。
外壁のひびも、はがれた壁紙も、スマホで撮って送るだけ。工事の進め方や費用の目安を相談できます。
ご相談は運営会社の株式会社紺野商事が受け付けます。
相談だけでも大丈夫です。


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